参議院議員T 氏への活動報告

 
                                                           令和3年2月25日
                                                福岡県立大学教授  神谷 英二
                                                 LLPチーム香春藩  丸田 宏幸


  参議院議員 ○○ 様

  世界が新型コロナウイルスにより震撼し始めてから、一年が経ちます。未だコロナ禍は続いて
いますが人類の叡智により克服できる時が、きっと来ることを祈っています。国が総力を挙げる
中心におられます○○議員の活躍を期待しています。
 さて、先般より香春町のまちづくりの展開について、関心を寄せていただき、また、秘書の○○
氏より労働者協同組合法の情報を頂き、このことについて、考え方がまとまったら、ご連絡ください
との丁重な対応をしていただき、ありがとうございました。香春町の高齢者福祉計画の内容が固まる
1月には私どもの考え方を示させていただきたいと思っていました。第2次の緊急事態宣言もあり
香春町においても様々な会議が停滞し、ようやく書面審議で案がまとまり、これからの計画に反映
することが適いました。○○先生に計画内容をお示し、忌憚のないご意見を賜ることが出来ましたら
と思います。よろしくお願い申し上げます。
 下記に目的と仕組み、課題点を示し、計画の詳細な内容は別紙に記載しております。


                             記

1 本事業の目的
(1)中山間地域における超高齢化集落の住民が自立して、自分たちで安心して暮らせる
   町づくりを行う。
(2)核となる「小さな拠点」を立ち上げる。ここで地産地消の物品販売、商店の集約、医療
   介護の中核施設などを住民自らの手で整備することを目指す。
(3)地域公共交通網で不足する交通移送手段を住民自らが行う。

2 事業計画の考え方
(1)小さな拠点
  ・廃校となる小学校を活用して、地域コミュニティの力を結集する。
 ・地産地消の物品販売と地域商店の集約連携を図り、収益を確保する。
 ・医療・介護の中核となる小規模多機能型居宅介護施設を誘致する。

(2)交通の確保
 ・住民による移送手段、組合による自家用有償に類似した手法を確立する。

3 課題点
(1)小さな拠点について
 ・NPO法人の設立を基本にしていることから、労働者協同組合の設立で認可が
  可能なのか。
(2)交通について
 ・組合員のみが利用者となることから、道路運送法における位置づけが難しい。
 ・区域外への移送を可能としたい。
(3)労働者協同組合法
 ・第8条「組合員の4/5以上の数の組合員は、組合の行う事業に従事しなければ
  ならない。」この規定の取り扱い。



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